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元祖!アホでマヌケなアメリカ白人♯01 (ドラマ)
★★★★☆ (10/13正午まで)

「元祖!アホでマヌケなアメリカ白人第1話」


 『華氏911』のマイケル・ムーア監督が、おかしな世の中をブラックユーモアを織り交ぜて斬りまくる“元祖アポなし取材”シリーズ第1弾! アメリカが現在抱えている様々な問題を、ムーア監督が仰天アイデアでバッチリ解決! そのターゲットは政治情勢や雇用問題、はては合衆国大統領までロックオン! アメリカを変えるのはこの男しかいない!?


 「GyaO」の分類的にはドラマになってますが、どっちかといえば、バラエティーとドキュメンタリーを足して2で割ったかんじの番組ですね。これは♪

 番組の冒頭。のっけからマイケル・ムーア監督が紹介されるのですが、その紹介のされ方が、まるでどっかのスーパーヒーローみたいな持ち上げられっぷり。最近の「DEATH NOTE」の出目川プロデューサーみたいです。そういえば見た目も出目川と似てる気がするし(w たぶん「キラ王国」が実際にあったら、たぶんこんな感じになってると思われます。うーん、もしかしたら出目川のモデルって、ムーア監督だったのかなあ?と今にしてみるとそう思えてしまったり。

 のっけからムーア監督が政治問題にチクリと毒舌発言を吐いた後、VTRに突入。今回は、民主党のスター特別検察官(クリントン前大統領とモニカ・ルインスキーの不倫疑惑騒動の際に話題になった人)の家にムーア監督がでっかいカップを持ってアポなし突撃をするというもの。なんかノリが初期の「電波少年」みたいです。しかしそこはアメリカです。電波少年とは金のかけ方が違います。なんか大量のメイドさん呼んでスター特別検察官の車追っかけたり、「魔女狩り」と称して不倫疑惑のある議員を裁こうと、ホワイトハウスの前で騒いだり…不倫してる議員はいないかと実際に議員たちに聞いて回ったり…さらに暴走はとどまるところを知らず……。
 これを見てると、アメリカはすげえ寛大な国だなあとつくづく思います。日本でこんなのやったら絶対放送差し止めを食らうでしょうに。

 続いては、ある糖尿病の患者についてとりあげたもの。クリス氏は糖尿病を患っており、すい臓の臓器移植をしないと助からないといわれました。しかし医療保険に入って、毎年掛け金を払っているのに、移植の費用を支払わないと保険会社は言ってきて…。
 そこでムカついたクリスは思い切って、抗議の意をこめて、自分を死んだ事にしてしまおうと考えます。新聞社に足を運んで、自分が死んだというを訃報を出してくれと頼んだり(死亡された原因として「保険会社が保険金を出し惜しみしたから死んだ」と書いてくれと頼むところがイカします)。
 そしてムーア監督とともに実際にその保険会社にまで足を運ぶクリス。もちろんアポなしです。保険金を払えとお願いするために、副会長に会わせろと迫るものの、広報の人にはあっさり断られてしまします、するとムーア監督は皮肉たっぷりに彼の葬式の招待状を広報の人に渡すのでした。
 で、広報の人は今日のところは調べるからとっとと帰れや(゚Д゚)ゴルァ!と追い返そうとすると、ムーア監督は広報の人を毎回追い回すぞと言い出したり、会社の前で葬儀のリハーサルをやったり…。腰の低い電波少年とは違い、あくまで強気な姿勢を崩さないムーア監督の姿勢は見ていてかっこいいものがあります。
 ここまでやったのが実ったのか、このアポなし取材の後、保険会社はクリスに保険金を支払うと約束するのでした。うわあ、カタルシスな展開!!最後は感動的にまとめあげたなあ。

 アメリカ人らしく、ブラックジョークで面白おかしく持ち上げながらも、世の問題に鋭く切り込むこの企画。いやあ、こういう番組はぜひとも日本でもやってほしいなあとつくづく思います。
 まあヤラセ番組を作ることしか脳の無い今の日本の無能製作者どもには無理な注文かもしれませんが…と、ちらりと毒を吐いたところでこのレビューの最後としたいと思うのですよ。にぱ〜☆


DVD:「マイケル・ムーアの恐るべき真実 アホでマヌケなアメリカ白人 1 」 / 「華氏 911 コレクターズ・エディション 」
書籍:「アホでマヌケなアメリカ白人」 / 「アホの壁 in USA」
| ktozawa | ドラマ | 20:59 | comments(0) | trackbacks(0) |









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