![]() 2006.12.23 Saturday
怒れるドラゴン 不死身の四天王(映画)
★★★★☆(12/24まで)
「片腕カンフー対空とぶギロチン」のジミー・ウォング監督作。悪くはないし、そこそこ楽しいんだけど、どうしても「片腕カンフー」と比べちゃうし、比べるとやっぱりクオリティは下がっちゃう。片腕カンフーの構成力とケレン味はすごいものがあるからなぁ。それに対して、こっちはかなり正統派なストーリー展開で、唯一日本人用心棒が毎回扇を破り捨てるあたりにケレン味を感じるものの、まあそんなもん。片腕カンフーは「インド人だから手が伸びる」とか「ムエタイ使いを鉄板の上で焼き殺す」とかムチャクチャやってたから、まあアレには勝てないよね。 困った点として、シーンシーンの繋がりが甘くて、武器を持ってたはずのキャラが突然武器を手放していたりと、唐突なシーンがちょこちょことあります。それから主人公格が4人もいるので、誰が誰だか分からず、中盤くらいまで関係性が把握できません。ストーリー展開もツッコミどころたくさん。でもまあ、ちゃんとカンフーやってるしいいんじゃないの。それでもそれなりに面白いですし。 なお、GyaOで紹介されてる写真(裸の主人公4人が並んでこっちを向いてるやつ)を見ると、あまりの濃さにためらってしまうかもしれないけど、そんなシーンは劇中にないので大丈夫です。あんなに濃い話ではない。 GyaOのページ:http://www.gyao.jp/sityou/catedetail/contents_id/cnt0009291/ ![]() |