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まんが日本絵巻 #25(アニメ)
★★★☆☆(10/9正午まで)

「怪物ぬえ退治 源頼政」と「母のおもかげ 中山安兵衛」の二話構成。どうやら毎回二話ずつの更新らしい。開始早々、まずはオープニングの歌のセンスに驚かされる。昔は普通だったのかも知れないが、いま聴くとかなりパンクだ。

一話目は、弱冠15歳の帝に取り憑いて困らせていた鵺を、源頼政がやっつけるというお話。頼政の豪胆な武将ぶりが描かれる。それにしても鵺のデザインが秀逸だ。まるで永井豪のデビルマンあたりから抜け出してきたかの様な見事な怪物ぶりは、明らかに出て来る番組を間違えたとしか思えない。誰がどう見ても人間ごときに倒せるわけがないこの怪物を、弓と槍だけで倒し遂せるという不条理な話にどれほどの教育的効果が期待できるのかは分からないが、大きな屋敷ほどもある怪物が弓の一撃と槍の二撃だけでノックアウトされる様は、それなりに爽快ではあった。

二話目は、赤穂浪士高田馬場の決闘で有名な中山安兵衛(後の堀部安兵衛)が、彼が幼い頃に亡くなった母親と、父が再婚相手に迎えた新しい母親との間で葛藤する物語。描かれるのはとっくに滅びたカビの生えた家族哲学ではあるが、それでもグッと胸に迫ってくるものがある。個人的には好きな話だ。蛇足だが、歴史好きでお節介というよくいる連中に念を押しておこう。ここで、堀部安兵衛が実際はどんな人物だったかをあげつらうのは野暮というものだよ。


書籍:「源頼政 人物叢書」 / 「堀部安兵衛」(池波正太郎著、面白い)
DVD:「忠臣蔵 決断の時」 / 「忠臣蔵外伝 四谷怪談」(深作欣二監督、赤穂浪士がお岩と恋をする時代劇) / 「ベルリン忠臣蔵」
| thinkingreed | アニメ | 04:37 | comments(0) | trackbacks(0) |









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