![]() 2006.11.10 Friday
GUN道 #26(アニメ)
★☆☆☆☆(11/11まで)
一話から引っ張ってきた佐々木小次郎とムサシの対決は、最終決戦に相応しい低クオリティで素敵。至近距離からGUN鬼の銃の攻撃を喰らったのに見た感じ無傷の佐々木小次郎とか、物干し竿をぐるぐる振り回す佐々木小次郎とか、物干し竿なのにあんまり長くない佐々木小次郎とか、ああGUN道だなあと思わせてくれました。 そして、ラストの城盗り。「いきなり目的地にワープしてもいいけど、最終回だから激闘を繰り広げて目的地まで辿り着いてくれ」という身もフタもない話で始まったにも関わらず、ムサシたちは矢をひょひょいと避けただけであっさり目的地に到達。なんだこれ。目的地一歩手前にワープしただけじゃん。「ムサシの手は全て知り尽くしているぜ」とか言ってた真田勢は全く出てきません。 最後の最後に荼毘の字により、主にこの作品のパラレルワールド的な部分が説明されますが、これはそこそこ良かったかな。GUN鬼の銃の出自や、なんでこの時代にリボルバー拳銃があるのかなども一応理由がつけられます。封印魂を集める理由については、理由自体は理解できるものの、今までの主人公たちの冒険が全て無駄になってる気がしてどんなもんかと。「全部集めたぞ、やったーこれで世界は平和だ」でもなく、「全部集めたぞ、ゲゲーッ、オレたちは利用されてただけだったのか! お前がラスボスだな、勝負だ!」でもなく、「全部集めたぞ、ゲゲーッ、オレたちは利用されてただけなのか! まあいいや」っていう展開。ヤシャが消えて以降の話は、なんていうか、必要ないよね。必要ない描写を延々と描いてたことがGUN道らしいのかもしれないけれど。 そんなにムチャクチャ酷いわけでもないので、★2つくらいつけてもいいんだけど、最終話ってことで、せっかくだから★1つにしておきました。なんか★をたくさんつけると、GUN道を冒涜してるみたいで申し訳ない気持ちになるので。そういえば結局、ウラシマが歌を聞いて苦しむ理由が最後まで分からなかったよ。なぜなんだぜ。 DVD:「MUSASHI~放送オリジナルバージョン~DVD-BOX(初回限定生産)」 リンク:まとめサイト(閉鎖?) / Wiki / まとめwiki GyaOのページ:http://www.gyao.jp/anime/sityou/catedetail/contents_id/cnt0015034/ ![]() |