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文化と人間 Vol.5(ドキュメンタリー)
★★★☆☆(11/5正午まで)

人類の科学技術の進歩に対して、楽観的とも思える希望的観測と共に様々な情報を提供してくれている番組、The Human Edge。人類はあらゆる意味で進歩するという信仰と、その信仰に対する責任感こそが実際に人類を進歩させるのだという、やや捻くれた進歩主義者である僕にとっては、なかなか魅力的な番組だ。

今回のテーマは、近未来のスーパーカー、ハイテク義肢、そして波の力を使った発電技術だった。それぞれ非常に興味深い内容ではあったが、個人的に注目したいのは何と言ってもハイテクの義足や義手だ。驚くべきは、コンピュータ制御で一秒間に50回も足の状態を読み取り、スムースな動きを可能にしたという義足だ。それは、傍目にもまさに“足”であった。ただ歩くだけではなく、階段の上り下りはもとより、跳んだり走ったりすることも出来る。義手の方はまだ義足ほどの完成度を誇っているようには見えないが、それでも紙コップを握ってそこに飲み物を注ぐことが出来るなど、かなりの進歩があるようだ。

とは言え義肢は、本物の手足に遠く及ばない段階であることは間違いないという。番組で引用されていたニュートンの言葉はこうだ。「指こそ神の存在を示すものだ。」もしそうであるならば、人間が完全な指を再現し得たとき、そのとき我々は神をも凌ぐのであろうか。いま僕の頭に思い浮かぶ風景は、攻殻機動隊のそれだ。現在は身体機能の補完を目的としている義肢が、身体機能の拡張へとその役割を広げる日は、果たしてやってくるのだろうか。


DVD:「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX The Laughing Man 」
書籍:「義肢装具士まるごとガイド」 / 「装具学」
| thinkingreed | ドキュメンタリー | 18:16 | comments(0) | trackbacks(0) |









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