2006.02.03 Friday
スーパーフィッシング グランダー武蔵 #24(アニメ)
★★★★★(2/3まで)
変態釣りアニメ「グランダー武蔵」もいよいよ佳境です。前回、四天王の三人目ドクターカネリーを破った武蔵は、鮭を追いかけて川を上っていきます。「この先に爺ちゃんがいるはずなんだ!」と相変わらず世迷い言を言ってますが、まあ、武蔵の一族はどうもテレパシー能力があるみたいなので良しとしましょう。 武蔵たちが川を上っていくと、老人の声が聞こえてきます。声は鮭に語りかけているようです。 「よう帰ってきたのう、マリリンにジーナ」 鮭に名前を付けているようです。ボケ老人でしょうか。いえ、この人こそ、キングオブグランダーにして武蔵の祖父、元治爺ちゃんなのです。キングと呼ばれる、その男の容貌は……!? ![]() (真中:キングオブグランダー) なにこれ、どこの仙人? 何の威厳も感じさせぬキングオブグランダー。果たしてこの老人が本当に強いのでしょうか。と、思っていると、爺さんの方から武蔵に勝負を挑んできました。いわく、武蔵が勝ったら武蔵に母を返してやろう、という話です。それを聞いて澪ちゃんが怒ります。そんな賭け釣りでは鬼道グループと変わらない、とのことです。もちろん主人公武蔵も、賭け釣りは許せません。怒気を強めて、こう言い切りました。 「待ってくれ!こんな爺ちゃんのためにみんなが犠牲になる必要はないんだ!絶対勝って母ちゃんを取り戻してやる!」 なんでだよ。なぜ「賭け釣りは行けない」という真っ当な論点からスタートしたのに、「だから賭け釣りで倒すぜ」という誤った結論に辿り着いてしまったのでしょうか。全く理解できません。 爺ちゃんとはスモールマウスバス釣りで勝負することになりました。しかし、スモールマウスに付いて何の情報もない武蔵たちは、上手く釣ることができません。苦戦する武蔵の様子を見て、いてもたってもいられなくなった九鬼様は、ひょっこり出てきて武蔵にアドバイスを始めます。もちろん、九鬼様は武蔵のことが大好きだからに決まってるのですが、武蔵はなぜ九鬼様が味方してくれるのか分からず戸惑います。 武蔵「おっさん、なんでオレに教えたりするんだ」 九鬼様「きみにキング・オブ・グランダーの実力を最大限に引き出してもらいたいのだよ」 九鬼様、ツンデレです。「べ、別にあんたのためじゃないんだからね! キング・オブ・グランダーの実力を引き出してもらいたいだけなんだから!」といったところでしょうか。そんな九鬼様の片思いを嗅ぎ取った爺さん。「お前らのような下手っぴ、何人で掛かってきても同じことじゃ! 二人まとめて相手してやろう!」と、武蔵と九鬼様をくっつけてくれました。なんと気が利くジジイでしょうか。 ![]() (九鬼様、至福の一時) そして、九鬼様のアドバイスを受けた武蔵は、ボートの上からスモールマウスを狙いました。ですが、スモールマウスの引きが強すぎて武蔵は流れの速い川に引きずりこまれてしまいました! 愛人が川に落ちてしまい、慌てる九鬼様。「武蔵くん!ロッドを離すんだ!」しかし、武蔵はあくまで魚を諦めません。 ![]() (グランダー武蔵、初の水中魚釣り) そんな武蔵の姿を見て、胸を打たれた九鬼様。 ![]() (九鬼様「武蔵くん、キミってやつは――!」) ![]() (九鬼様「ウオーッ!」) 愛です。 ![]() (やっぱり愛です) 武蔵を助け出した九鬼様。武蔵はそのまま魚釣りを続行し、とうとう魚を釣り上げますが、しかし空中でルアーが外れてしまいました!すると、その時…… ![]() (突如キャスティングする九鬼様) ![]() (九鬼様のスケルトンルアーが武蔵のルアーにヒット!) ![]() (それにより跳ね返ったルアーが再び魚の口に!) これはもう、釣りではなく曲芸です。なんなんでしょうか、この釣りは。普通に魚を釣るのに、こんな技術が本当に必要なのでしょうか……。 武蔵たちが魚を釣り上げた頃、ようやく爺さんも動き始めました。爺さん、何をするのかと思えば、おもむろに木の枝を拾い、蜘蛛の巣を絡め取っているではありませんか。 ![]() (え、まさかコレで……) ![]() (魚を釣る気なのかーッ!?) これには、武蔵も「まさか、そんなモンで……!」と驚きを隠せません。浮きは木の葉、リールは蜘蛛の糸、ロッドは木の枝。いくらキングオブグランダーといえど、こんなもので魚が釣れるのでしょうか。やっぱ爺さんボケてるのでしょうか。周囲の心配をよそに、爺さんは蜘蛛の糸を川に垂らします。すると、なんと……! ![]() (つ、釣れた――! い、いや、違う。これは……!) ![]() (釣ったんじゃない! 魚が乗ってるんだ――ッ!!!!) なんという凄まじい釣りでしょうか。老人が木の枝を川の上に差し出しただけで、魚が自発的に飛び跳ねて木の枝に乗ったのです。今までこのアニメでは、超能力で魚の居場所を探ったり、匂いで魚をおびき寄せたり、キャスティングで大爆発を起こしたり、様々な変態的な釣りを行ってきました。しかし、こと、魚を釣るという一点に関しては、この釣りの前ではどの技も児戯に等しい、と言わざるをえないでしょう。ていうか、これ釣りなの? 仙術じゃないの!? それを見た九鬼様も驚愕のあまり、目を見開き、「う、うおォォォォォォ……瀧上さんに勝負を挑もうとした自分が恥ずかしい!」とまで言い出しました。まあ、確かに、この釣りが楽しいかどうかはさて置き、恥を感じる程の実力差ではあります。ていうか、やっぱ人間じゃないよな。九鬼様のさっきのルアーぶつけとかも尋常じゃない凄さだったけど、それでもまだ人間技だもの。やっぱこれは仙術だよ。 そして、爺さんの釣りに感動したのか、九鬼様は急に改心。 ![]() (九鬼様「ふるさとの紀州へ帰ろうと思います。もう一度子供の頃遊んだ荒海で、心ゆくまで釣りをしたい。そして、いつか。あなたのように自然と一体になり、自分を宇宙の一つと感じられるような、そんな釣りをしてみたい!」) 以前から決して付いていけてたわけではありませんが、やっぱりこの人たちには付いていけません。 と、そんな折、ついにラスボス、鬼道総帥が登場です! ![]() (武蔵「こいつが鬼道。何て冷たい目をしてるんだ・・・」) ![]() (いや、目よりもヒレが気になるんですけど……) 次回、ついに最終回!!!! 関連商品:まずは原作漫画。掲載雑誌は言うまでもなくコロコロです。釣りで世界征服とか、ミニ四駆で世界征服とか、ベーゴマで世界征服とか企むのは大抵コロコロです。後は、ゲームやらサントラやらビデオやらが出てますよ。ところで、釣り漫画だと「Mr.釣りどれん」もオススメ。お釣夫人(お蝶夫人)や湖北少年(コナン)など、脱力系の釣りパロディが楽しめます。 |















