2006.01.21 Saturday
スーパーフィッシング グランダー武蔵 #21(アニメ)
★★★★★(1/27まで)
変態釣りアニメ「グランダー武蔵」の21話です。前回、賭け釣りに負け、闇のトーナメンターにされることになった湖次郎。武蔵は湖次郎を助けるために、特訓を始めます。 武蔵はキャップ(湖次郎の沖縄の別荘を管理してる人、釣りもできる)と一緒にクルーザーで海に出て、GT相手に釣りの練習を始めます。しかし、今の武蔵の力量ではGTを釣ることができません。そんな武蔵の様子を見て、キャップが呟きます。 「やはり無理だよ…。このままでは湖次郎坊ちゃまは……」 そんなキャップを励ます武蔵。 「心配すんなって、キャップ。オレがなんとかするからさ。な……」 自分の雇い主が拉致されて途方に暮れる大人の使用人と、それを慰める小学生。なんともシュールな図です。ていうか、キャップは自分も釣りができるんだから、小学生なんかに頼らず自分で勝負すればいいのに。やはり、カネで雇われただけの雇い主の為に自分の人生なんか賭けてられるかということなのでしょうか。で、責任を小学生(武蔵)に押し付ける、と。おいおい、この人もダメだな。 さて、そんな時にジムがようやく沖縄到着。武蔵父は「まあ、ジムがいるなら安心かな」と言ってましたが、彼が来たのは、全て問題が発生し終わってからです。問題の解決はともかく、問題の予防という点では何の役にも立っていません。使えねえ大人です。しかし、他に頼る者もない武蔵は、力を貸してくれと嘆願します。ですが、ジムは冷たく断るのです。 「すまないが、これから雑誌の取材に行かなければならない。忙しくてね」 そんなジムの態度に激昂する武蔵。 「怖いんだな! 鬼道グループと関わりになるのが怖いんだな!」 そりゃあそうでしょう。あんな変態どもと関わりになるのが怖くないわけがありません。通常の神経を持った人間であれば、一生関わりたくない人種のはずです、鬼道グループは。 (釣魔四天王。鬼道グループが誇る変態ユニットです。絶対関わりたくない) 一方、闇のトレーニングセンターに連れていかれた湖次郎は、トレーニングセンターの異様な光景に驚きを隠せません。 ![]() (「ハーッ!」変な鎧を着けた子供たちが奇声を上げながら一斉にキャスティング。こんな光景を見て驚かないわけがありません) そんな湖次郎に「キミも既に鬼道グループの一員だからやってみたまえ」と促す九鬼様。常識人の湖次郎はこんな変態修行に付き合ってはいられないと考えたのでしょう。自分はまだ鬼道グループの一員ではない、武蔵との勝負のことを忘れたのか、と反論します。そんな湖次郎をあざわらう九鬼様。「天才釣り少年と言われたキミが、武蔵を頼りにしているのか」と。そして、ここで九鬼様のキラーワードが……。 九鬼様「そういえば、武蔵くんもここでトレーニングをしたことがあったな……。もちろん抜群の成績だったが……」 湖次郎の武蔵への対抗心を突いた九鬼様。この作戦は大成功。湖次郎は途端に対抗心を燃やし始めます。他の練習生の竿を強引に奪った湖次郎は、的に向かってキャスティング。すると…… ![]() (一発命中! 流石は天才釣り少年です。その上……) ![]() (的を貫通。すごい破壊力です。魚も殺せます) そんな湖次郎の様子を不安気に見詰めるちづる。元はといえば彼女と、その父親のダメおっさんを助けるために、湖次郎は賭け釣りを行ったのでした。ですが、ダメおっさんは相変わらずダメです。湖次郎を遠目に見ながら、「仕事は終わったんだ。九鬼様が部屋を用意してくれた。しばらくこの島でバカンスといこうじゃないか」と呟きます。本当にダメです、このおっさん。 一方、GT釣りに必要なパワーをつけるため、筋トレに励む武蔵。ですが、激しい筋トレのせいで肉ばなれを起こしてしまいます。介抱してくれるジムに、武蔵は「オレ、どうして湖次郎が賭け釣りを始めた時に止めなかったんだろう・・・」と懺悔します。それを聞いたジムは「その言葉が聞きたかったんだ」と、今度はGT釣りのコーチをすることを快諾してくれたのです。でも、たぶん、雑誌の取材が終わってヒマになったからだと思います。 武蔵がジムの下で特訓してる間も、湖次郎は闇のトレーニングセンターでの修行を続けていました。すると、どうでしょう。ついこないだまで普通に魚を釣っていた湖次郎が、闇のトレーニングセンターに来てから、ほんの数日でこんなことができるようになったのです。 ![]() (的を連続貫通! その上……) ![]() (岩に突き刺さる!ほんのわずかな日数で、すごい実力アップです。これならどんな魚でも殺せるでしょう) 湖次郎の大幅なレベルアップに、九鬼様もえらくご満悦です。 ![]() (九鬼様「ハハハハハ!キミは天才だ!風間武蔵以上の!乗り越えるんだ、武蔵を!そして、真のグランダーになるがいい!」) 真のグランダーとは、魚を燃やしたり、魚を貫通させたりすることなのでしょうか。それにしても、釣りの特訓をしている様子にはとても見えません。とにかく、湖次郎はすっかり九鬼様にほだされて鬼道グループに入っちゃったみたいです。 と、そんな時、湖次郎は衝撃的な光景を目にします。なんと、ダメおっさんが鬼道グループから報酬を貰っていたのです。そうです、ダメおっさんと鬼道グループはグルだったのです。全ては武蔵を鬼道グループに引き込むための罠だったのです! 「ウワハハハ!うまくいきましたな!私たちの芝居にすっかり引っかかって!」と高笑いするダメおっさん。しかし、考えてみれば、このおっさんの行動は、いきなり出てきて、楽しく釣りをしている小学生たちをバカにして帰っていっただけで、ちっとも彼を助けたい気持ちにさせるものではありませんでした。このダメおっさんを助けようとした唯一の理由は「娘のちづるちゃんが不憫」というものなのですから、うまくいったのはダメおっさんの芝居ではなく、ちづるちゃんが可愛かったからだと思います。ちづるちゃんがジャイ子だと絶対に成功しなかったでしょう。 ともあれ、イイトコの坊ちゃんである湖次郎は、ちづるちゃんの色香にすっかり手玉に取られたわけです。こんな調子では、将来、悪い女にコロリと騙されて財産を毟り取られそうです。彼の将来がすごく不安です。そして、女にコロリと騙されたことを認めたくない湖次郎は「むしろ、キミのおかげでここに来れて感謝してる」と強がります。そんな湖次郎が、すごく不憫で見ていられません。 そして、約束の一週間が経ち、武蔵と九鬼様の戦いが始まりました。武蔵はジムの指導の下、小魚を手で捕まえる練習をし、魚の次の動きが分かる超能力を会得しました。「見える!見えるぞ、GTの動きが!」これが武蔵の新超能力です。人類は宇宙に出なくてもニュータイプになれるのです。 湖次郎も武蔵との友情を思い出し、二人で協力して九鬼様を撃破。九鬼様はGTにロッドを折られて、すごい勢いで動揺します。 ![]() (九鬼様「な、なァあにィー! ヴァカな……。あ”うぇあ”……ああぅ、あ、ああ”あ”あ”……ウエッハァ、あァー! あ”あ”あ”あああ、あああああ”あ”あ”ああ…………」) ↑こんなかんじ。ここでの九鬼様の動揺っぷりは凄まじいです。 武蔵「やったー! これでちづるちゃんも湖次郎も自由だー!」 勝利の歓声を上げる武蔵。湖次郎はともかく、ちづるちゃんに関してはすごく気まずい気がするのですが、とにかく湖次郎は武蔵と握手。ハッピーエンドです。でも、この後、「そういや、あれからちづるちゃんはどうなったんだ、湖次郎?」とか聞かれるたびに、湖次郎はすごく嫌な思いをしそうです。 関連商品:まずは原作漫画。掲載雑誌は言うまでもなくコロコロです。釣りで世界征服とか、ミニ四駆で世界征服とか、ベーゴマで世界征服とか企むのは大抵コロコロです。後は、ゲームやらサントラやらビデオやらが出てますよ。ところで、釣り漫画だと「Mr.釣りどれん」もオススメ。お釣夫人(お蝶夫人)や湖北少年(コナン)など、脱力系の釣りパロディが楽しめます。 |






