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考古学・歴史 死者の謎掛け/処刑島
★☆☆☆☆(2/25まで)

ある島に残された9人の米兵たち。彼らの行く末はいったいどうなったのか。最先端の調査で、失われた歴史の真実に迫ります。

 というGyaOの紹介文に惹かれて見てみたのですが、これは正直期待ハズレ。まずもって問題なのは、「兵士たちがどうなったのか?」という問題は「おそらく日本軍に処刑されたのだろう」と答えが出ちゃってるところ。こちらとしては、行方不明になった彼らがどうなったのか最先端調査で行方を突き止めるものだとばかり思ってたのに、フタを開けてみれば彼らの遺骨を探すプロジェクトになってしまいました。確かに遺骨から個人が特定できれば彼らの行く末が分かったこと(やっぱり処刑されてたんだね、と確定すること)になりますが、でも、これではドキドキしないなあ。たくさんの可能性の中から一つに絞り込む過程が楽しみなのであって、なのにこれは、ほぼ一つに絞り込まれた可能性を確認する作業ですからね。

 また、最先端調査というのが、基本的にはスコップで土を掘り返して、ふるいにかけて残留物を調べるというもので、地味なことこの上ありません。それで「骨っぽい」となったら専門の鑑定所でDNA鑑定など行われるのですが、DNA鑑定などの描写はほんのちょろっとで、映像の大部分は調査隊の肉体労働です。これでは知的好奇心も満足しません。

 というわけで、本当に当たり障りのないドキュメンタリーという感じでアテが外れました。あえて言うなら戦争当時の映像と思われるものが使われていたので、それが興味深かったことくらい? でも、そんなものは他の番組で代替が利くので、そのためにこれを見る必要はないですねー。


書籍:「DNA鑑定―その能力と限界」 / 「DNA鑑定―科学の名による冤罪」
| cagami01 | ドキュメンタリー | 14:36 | comments(0) | trackbacks(0) |









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