2005.12.16 Friday
スーパーフィッシング グランダー武蔵 #11(アニメ)
★★★★★(12/23まで)
変態釣り師たちによる万国びっくり釣りバトル「グランダー武蔵」、第11話のレビューです。 今回の前半は普通に学園生活が、コミカルタッチで可愛らしく描かれています。みなさんの期待するグランダー武蔵ではないと思いますが、個人的にはこういうのも好きです。 そして、学校の先生から気象条件などを割り出すコンピューターとプログラムを授かった澪ちゃん。この新兵器を武蔵は「魚のいる場所を割り出すんじゃないなら卑怯ではない」と判断します。武蔵的には「魚のいる場所をコンピューターで割り出すことは卑怯」なのです。自分は超能力で探してるくせに。 ![]() (↑ちなみにこれはBB流の魚の探し方。空中に浮遊し、なぞの呪文を唱えると魚のいるポイントが分かります) こんな変態行為をするくらいなら、卑怯だ何だとつべこべぬかさずパソコンを使うべきだと思います。 そんなわけで、主人公3人組はパソコンを用いながらも釣りを楽しみます。今回はこのままマッタリ終わってしまうのか……そんな懸念を抱いていた頃、あの男が現れます! ![]() (九鬼様「よお、武蔵くん」) 九鬼様、登場!!!! ああ、良かった。九鬼様さえ出てくれば、普通の釣りアニメになるはずがありませんからね。ちなみに、彼が何しにこんなところまで来たのかというと、どうも「これといって用事はないけど、武蔵に会いたかったので様子を見に来た」だけのようです。どこまで暇なんだ、悪の秘密結社。 そんな九鬼様に当然武蔵は食って掛かります。しかし、「もしかして母ちゃんのこと教えてくれるのか?」と早合点した武蔵は、相変わらずノコノコと九鬼様に付いてくことに。でも、車に誘う九鬼様に対し 「いやだ! おっさんの車なんかに乗ったら、どこに連れて行かれるか分かったもんじゃない!」 と反抗した辺りは成長が伺えます。やっと誘拐に対する心構えが身に付いてきたようです。 結局、二人して仲良くバスで「あさひが池」に移動した武蔵と九鬼様。武蔵は「オレが勝ったら母ちゃんのことを教えろ」と一方的に取り決めて勝負を始めます。自分が負けた場合のペナルティも提示せず、相手の了承も取り付けないうちに話を進めてるのですから、反故にされる確率100%です。大体、武蔵の母は九鬼様たちから逃れるために身を隠してるのだから、九鬼様が何か知ってるはずないと思うんですけど。むしろ、九鬼様の方が武蔵に聞きたいくらいですよ。 ちなみに二人の勝負は「3時までにより大きな魚を釣り上げた方が勝ち」という、とてもオーソドックスなものになりました。前回のBB戦は「相手を戦闘不能にした方が勝ち」というものでしたので、それと比べるとぐっと釣りに近づいた感があります。 ![]() (参考:BB戦を制した武蔵の図) 勝負を開始し、最初に風の確認をする武蔵。その様子を見て九鬼様は「ほお、少しは勉強したようだな」と称えます。あんな変態技を覚えさせる前にこういう基本的なことを教えろよ、と思わなくもありません。 ![]() (↑武蔵が九鬼様に教わったこと。もっと先に覚えるべき技があるはず) しかし、さすがは最強クラスの釣り師、九鬼様。どんどんと魚を釣り上げます。焦る武蔵。しかし、そこへスグルの助言があり、武蔵も初の魚を釣り上げ、九鬼様に並びます。なお、このとき武蔵は超能力を用いてますが、超能力が出るたびにいちいち触れるのもアレなので、今回は省略しときます。比較的地味な超能力でしたし。 グランダータックルの力に驚いた九鬼様は「一気に勝負を付けてやる」とスケルトンルアーを取り出します。それを見た武蔵も、 「まずい、スケルトンが相手じゃ敵いっこない。どうしたらいいんだ……」 と焦りだします。「グランダー武蔵」は相手がルアーを変えただけで慌てるアニメです。武蔵はオルカイザーという超神秘ルアーを使うことで対抗しようかと考えますが、その日の気候条件から、「トップウォーターのオルカイザーでは釣れないだろう」と考え直します。オルカイザーに関しては、トップウォーターとかシンキングとかそういう次元は超えてる気がして、いまいち説得力がないんですが、まあそういうことにしておきます。 スケルトンルアーを使い48cmの魚を釣り上げる九鬼様。それに対し、澪ちゃんは先生からもらったパソコンを駆使し、「もうすぐ雨が降る」と予測します。ぜんぜん降りそうにない天気でしたが、武蔵は澪ちゃんを信じ、オルカイザーを使うことにします(雨が降るとオルカイザーが使えるみたいです)。 ![]() (武蔵「いけえ! オルカイザー!」) ![]() (オルカイザー「ピャオーン!」) ルアーが鳴いたくらいじゃ、もう突っ込まないからね! 突然輝きだしたオルカイザーに九鬼様やスグルもびっくり。「なんだ!?」「あの光は!?」と慌てふためきます。 ![]() (上:遠くで光ってるのがオルカイザー) そりゃ驚きますよ。 ![]() そして、いつも通りグランダータックルが輝きだします。しかし、今回はそれだけではありません。 ![]() なんと! 澪ちゃんのパソコンが輝き出したーッ! まったく理解できない突然の神秘的超常現象ですが、武蔵はこれを 「そうか! 澪ちゃんのアドバイスとグランダータックルが反応し合ってるんだ!」 と、さも当然かのように納得します。おい、本当にいいのかそれで。何の説明にもなってないぞ。 そして、澪ちゃんの予告通り雨が降り出し(澪ちゃんの予測が当たったのか、それともオルカイザーの特殊能力なのかは判断しかねます)、武蔵は50cmの大物を釣り上げ九鬼様に勝ちます。約束はもちろん反故にされ(というか約束してないし)、九鬼様は「今日は武蔵くんの成長ぶりを見られただけで十分だ。また会おう」と、次のデート予告だけして帰っていきました。本当にどこまで暇なんだ、この人は。 関連商品:まずは原作漫画。掲載雑誌は言うまでもなくコロコロです。釣りで世界征服とか、ミニ四駆で世界征服とか、ベーゴマで世界征服とか企むのは大抵コロコロです。後は、ゲームやらサントラやらビデオやらが出てますよ。ところで、釣り漫画だと「Mr.釣りどれん」もオススメ。お釣夫人(お蝶夫人)や湖北少年(コナン)など、脱力系の釣りパロディが楽しめます。 |








