2005.12.03 Saturday
スーパーフィッシング グランダー武蔵 #7(アニメ)
★★★★☆(12/9まで)
それは誘拐ですよ九鬼さま! 少年たちが悪の釣り結社と戦う超釣りアニメのグランダー武蔵ですが、段々と「モテモテ武蔵争奪戦」の様相を呈してきました。そんな第七話のレビューです。 前回の釣り大会にて、九鬼さまの狙い通り、競争に勝利する味を占めてしまった武蔵。「もっと上手くなりたい」という思いが彼の中で昂じていきます。そんな武蔵は父に教えを乞い、武蔵父は武蔵に幾つかの特訓を授けます。 その特訓は、例えば片手で鍬を振らせたり、水汲みをさせたりといったもの。これはキャスティングをするための肩の力、握力、ならびに足腰のバランスなどを養う特訓だといいます。一見釣りとは無関係に見えながらも、これが釣りのための練習だと納得し、特訓に励む武蔵。そんな武蔵を見て父は一人呟きます。 「武蔵、頑張れ。お前はもう鬼道グループから逃げることはできない。だから、戦えるだけの身体を今作っておくんだ」 悪の秘密結社との肉弾戦に備えての特訓でした。 しかし、武蔵はまだ小学生。そんな地味な特訓では飽き足りません。スグルが普通に釣りをしているのを見て、途端に羨ましくなった武蔵は、特訓を放り出して釣りにいってしまいます。 武蔵はスグルと競争しますが、勝利への執念に捕われた武蔵はギスギスした態度を取ってしまいます。そして、勝てそうにない武蔵は、九鬼さまから貰った禁断のスケルトンルアーへと手を伸ばしてしまうのですが、これがまるで今からヤクでも打つかのような描写です。 ![]() (スケルトンを見つめる武蔵。目がイッてます) スケルトンルアーを使い勝利した武蔵ですが、勝手に特訓をサボったことを父親に責められ反発します。しかし、武蔵はミラクル・ジムとの勝負を通じて、基礎体力の重要性を知り、再び父の特訓に取り組むことを決意するのでした。 ちなみに、このとき披露したミラクル・ジムの体術は凄まじいです。人間技とは思えません。基礎体力がどうとかの問題じゃない気がします。 ![]() (足を滑らせた武蔵を、どこからともなく現れキャッチ。物凄い瞬発力) ![]() (再びキャッチ。35kg前後(推定)の小学生を片手で支え、不安定な足場の上にて片足でバランスを保つジム。その細身のどこにそんな筋力が・・・) また、ミラクル・ジムとの戦いで描かれたスケルトンルアーの活躍も凄まじいです。基本的に、武蔵がスケルトンルアーを握り締めると、怪しい波動により水中の魚の動きが見えるようになるんですが、スケルトンルアーは水中に潜ってからもスゴイです。 ![]() (魚の口の中へ突進するルアー) あの・・・ルアーって疑似餌、ですよね?? エサが自分から魚の口の中に特攻するって、自殺行為みたいなもんだと思うんですけど・・・。というか、本当の小魚のような動きを見せる、とか、そういうルアーフィッシングテクニックの根本を揺さぶる能力な気がするんですが・・・。これって魚の近くに落とせれば勝ちなんじゃないですか・・・?? まあ、とにかくミラクル・ジムの釣りテクに触れた武蔵は、再び父の言いつけどおり基礎体力向上のための特訓に戻ります。九鬼さまの洗脳が解け、ジムの再洗脳が成功したかと思いきや・・・。 九鬼さま登場です。水汲み特訓に励む武蔵の前で、懐からおもむろにロッドを取り出し、先ほどのジムと同じ釣りテクを披露します。そして・・・ 「そんな方法じゃダメだな。確かに足腰のバネも大切だが、体力には個人差がある。その違いをテクニックで補うんだ」 と、父親&ミラクル・ジムの教えを真っ向否定です。でも、なぜだろう。僕には九鬼さまの言ってることの方が正論に聞こえる。 そして、ここまで来たら後一歩、ついに九鬼さまは武蔵を 「そうか、残念だなあ。センターには武蔵くんのような才能ある子たちが合宿してるんだ。キミもと思ったんだが、仕方ないな。いやあ、残念だ。まったくもって残念だな」 大人がこんなことを呟きながら去っていったら、思わず後を追いかけてしまうのが子供というものです。そして、九鬼さまは父親&ミラクル・ジムを見事に出し抜き、武蔵を闇のトレーニングセンターへと連れ帰ったのでした。 ![]() (ちなみに移動はヘリコプター。場所は絶海の孤島) 次回、闇のトレーニングセンターで、武蔵はこんなこと↓になるみたいです。 ![]() (なぜ釣りをするのに鎧が必要なのか) 関連商品:まずは原作漫画。掲載雑誌は言うまでもなくコロコロです。釣りで世界征服とか、ミニ四駆で世界征服とか、ベーゴマで世界征服とか企むのは大抵コロコロです。後は、ゲームやらサントラやらビデオやらが出てますよ。ところで、釣り漫画だと「Mr.釣りどれん」もオススメ。お釣夫人(お蝶夫人)や湖北少年(コナン)など、脱力系の釣りパロディが楽しめます。 |





