2005.11.24 Thursday
ストレンジドーン #13(アニメ)
★★★★☆(12/1まで)
ぬいぐるみ三頭身キャラのシリアスストーリーも最終話です。 冒頭、OPに相当する部分でダイジェスト的にストーリーが進行。すごい展開速いです。いつのまにか死んじゃったレビアン。見事なピエロだったダール。戦犯として捕らえられたシャル。要はバルジダンとグリタニアが手を結んでシャル(ダールも?)をスケープゴートにして停戦しようって話なんでしょうけど、ちょっと分かりにくいかな。 シャルとレカも死ぬ気満々鬱々な展開。結局、魔神さま(普通の女子高生)のイヤボンも発動せず、事態は(おそらく)何ら打開されることもなく終焉します。その後のストーリーは描かれてないけど、うん、まあ、あれからあのまま事は進んだんだろうな。好転したとは思えない。 結局、主人公の魔神コンビにとって、この事件は何だったんだろう。ものすごい勢いで犬に噛まれたような、そんな話だったんじゃないかな。これがショック療法となって、その後、彼女たちの生活に何か変化が起こったとしても、でもこれは犬に噛まれたことと変わらない。 最後にまとめると、やっぱり人は勧善懲悪とかハッピーエンドとか悲劇エンドとか、とにかく何か結末が欲しいものですね。見終わって、何だかとても落ち着かない感じが残りました。そこまで計算のうちで作られているんだろうけど。クオリティは非常に高かったし、製作者の狙いも成功してたし、実際面白かったんだけど、なんだろう、見ない方がいいんじゃないかな。 関連商品:まずDVDが出てます。GyaOでは「ケロロ軍曹の監督」と紹介されてますが、おジャ魔女の監督でもあるみたいです。あと、小説にもなってるみたいです。紹介文を読む限り、アニメから派生して生まれた小説っぽいです |