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死体の伝記(ドキュメンタリー)
★★★★☆(11/25正午まで )

↓Gyaoからの注意
※ご注意: 映像には、一部ショッキングな場面が含まれている場合があります。これらの表現に心配のある方は閲覧されないことをおすすめいたします。

↓レビューここから
知らない世界を覗くのは楽しい。好奇心そそられる。
最も代表的な知らない世界は「あなたの知らない世界」=心霊の世界だと思う。でも、心霊の前の段階にも知らない世界がある。
それは死体の世界。

この番組は通称”死体農場(The Body Farm)”と呼ばれる、テネシー大学法人類学研究所の研究施設での、死体の腐敗に関する研究を追ったドキュメント。よく二時間ドラマで法医学教室を舞台にしたものがあるけど、これはそういう現場の法医学者(病理学者?その辺の区分はよく分からない)が使うようなデータベースを作り出す研究らしい。簡単に言えば、ある死体があったときに、それがいつ死んだのかを推定するための条件を調べる研究。
そのために、献体された遺体や身元不明の遺体を研究所の敷地内の自然環境に、様々な条件で置いておき、気温や着ている衣服やその他の死体の環境(太った死体か痩せた死体か、土に埋められているのか、コンクリートの下なのか、地上に放置されているのか、など)が腐敗の進行にどのように影響するのか、データを取って比較して割り出している。

死体の腐敗が進行していく過程は、確かにそれだけで見ればグロいものがあるけれども、科学的な説明付きで見ると、不思議とあまりグロくない。出てくる独り言も、「うえっ」っていうより「ほうほう、なるほど」ってなものになる。
番組中の法人類学者曰く
「腐敗はきわめて自然な現象です」
「それが自分のみに起こると考えると耐えられないけど、自然現象として観察すると割り切れば大丈夫」
とのこと。確かにそうかもしれない。
(まあ、新米鑑識調査員の指導の現場では、特に臭いに耐えられないのが普通みたいな事も言われていたけども。)

人は誰でも死ぬし、その身体を放っておけば腐る。当たり前だ。むしろ腐らなかったら困る。
人間の死体の腐敗が身近だという人は稀で、そういう人がいるならそれは大変な環境にいるに違いないが、買ってきた魚や豚肉などを考えれば、腐敗は誰にとっても非常に身近な現象だ。長らく研究もされてきた。しかし、まだまだ腐敗には分らない事が多い。何がどう影響するのか?それをどう判別するのか?
それを研究する世界を覗けるのがこの番組。
知らない世界に惹かれる方にはオススメできます。

詳しくは番組を見て感心してほしいのだけれども、僕が個人的に大変感心したのは、昆虫(特にハエ)が、死体の腐敗と死んでからの日数の予測に大きな役割を果たしているという話。「ハエがウジから羽化した後がある。ハエのライフサイクルは14日だから、死後2週間以上は経っている。」…へぇ〜。
腐敗に謎が多いことを示すものとして、番組の序盤に出てきたバス博士のエピソードを紹介:彼は、検察からの要請を受け、墓荒し現場にあったある死体を鑑定した。彼はまだ新鮮な肉が付いているその死体を見て、死後1年前後と判断する。しかし、調べてみるとそれは南北戦争の時代の死後112年(?)の死体。この誤診がきっかけで、この”死体農場”を作ったということだ。

関連商品:
研究所の”死体農場”という通称を作り、広めたのはコーンウェルの小説だったそうな↓
死体農場
これが大ベストセラーになって、結果的には研究所自体を有名にし、献体を増やして研究に貢献したとのこと。現時点でamazon売上ランキング2万位ちょっと。Gyao効果かな?パンクマニュアルより全然売れてる(最近パンクマニュアルは売れてない様子…)。
その研究所の創設者が書いた本はこれ↓
実録 死体農場
これはどうも最近出たらしい。しかも現時点でamazonの売上ランキング1万位くらいなので、結構売れてるようだ。これもやはりGyao効果なのだろうか?
| tatsumi | - | 23:32 | comments(1) | trackbacks(0) |
管理者の承認待ちコメントです。
| - | 2005/11/20 8:50 AM |










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