GyaO Review Blog[ギャオレビューブログ]

元祖 電エース #01-05(ドラマ)
★★★★★(5/31まで)

 これはひどい! ひどすぎる! 巨大ヒーローは自分の首を投げるし、変身した後でケツをかくし、登場と同時にこけて死ぬし、EDテロップはスクロールが早すぎて読めないし、視聴者からの手紙は燃やすし。最後のサイケデリックなオチも本当に酷かった。ここ最近の映画で、僕のハートの一番奥深いところまでえぐってきたのは、この映画くらいかもしれない。

 そして、本編だけでも十分スゴイのに、映像特典でよりにもよってウルトラファイトのパロディをやっているのがひどすぎる。一体何を考えているんだ。一分間くらいおっぱいを揺らし続けるメイキング映像も正気とは思えない。


GyaOのページ:http://www.gyao.jp/sityou/catedetail/contents_id/cnt0031912/

| cagami01 | ドラマ | 00:00 | comments(0) | - |
ミュータントX シーズン1 #01(ドラマ)
★★★★☆(7/31まで)

 全身タイツを着なくて地味なX-MEN。マーブルじゃなければ絶対に見ようとしない番組だったけど、マーブルなので見てみました。

 で、実写でテレビドラマということもあり、地味なX-MENなんですけど(派手なことしたら金がかかるからね)、地味ではあるけれど、X-MEN特有の能力バトルは良く出来ていたと思います。X-MENの能力バトルは日本の漫画のほとんどが敵わないくらい良く出来てるんですが、質はあのままで、それをとにかく地味にした感じ。「体を硬くする→相手にぶつかる」「体を透過させる→相手の同士討ちを誘発する」みたいな。いや、X-MENにもシャドウキャットとか地味な能力者はいるけどね。いるけど、X-MENの方はそれを派手に見せることができるんだけど、こっちはそれがなくて本当に地味。体硬くしたらただぶつかるだけ。でもまあ、地味が一概に悪いわけではなく、そういう地味なバトルも僕は嫌いじゃーない。しかし、この地味ーさで一時間x22話はちょっと長いなあ。
 
 電気を指先から発生させる能力者が、その能力自体よりもカンフーの方が強いのはご愛嬌。


GyaOのページ:http://www.gyao.jp/sityou/catelist/pac_id/pac0004601/
| cagami01 | ドラマ | 21:43 | comments(0) | - |
レンタル彼氏 #6(ドラマ)
★★★★☆(3/20正午まで)

この作品は面白い。既に繰り返し書いていることだが、今回第六話を観て改めて確信を深めた。

全十話のうちちょうど折り返しとなる今回、主人公森沢夏生は初めてインタヴュイーの個人的な内面に切り込み、彼女なりの価値判断を相手に突きつける。これは、これまでの彼女のインタヴュー方針と明らかに異なっている。彼女は、必死に保とうとしていた中立的な立場を、どうやら保ちきれなくなっているのではないか。そんなことを考えさせられる。物語は、ここからいよいよ佳境をむかえるのだろうか。

それにしてもこの作品では、主人公がルポライターとして行うインタヴューと、主人公自身の私生活をリンクさせる演出が実にうまく機能している。一日を三つに分けて、朝と夜で主人公の私生活を描き、そのあいだの昼間にインタヴューを描く。朝の主人公は、昼間のインタヴューを通して夜には別の自分になっている。そして夜の主人公は、彼女の恋人にしてヒモの男性との関係を通して次の朝にはまた違った自分になっているのだ。こうして、二つの物語は相互作用の中で同時に進行していく。この構成は、恐ろしくシンプルだが実に効果的だ。今回主人公のインタヴュー方針が変わったことに観る者が容易に気付くことが出来るのも、ここまでの五話を通して、森沢夏生という一人の人間をめぐる二つの物語を丁寧に描いてきたからこそだろう。

まあ、こう書いておきながら次回でまたもとのインタヴュー方針に戻ってしまわれたりすると、僕としては非常に困るのだが(笑)


書籍:「レンタル彼氏」(本作とは関係ないかも) / 「「性の自己決定」原論―援助交際・売買春・子どもの性」 / 「援助交際読本―オトコとオンナの世紀末」
| thinkingreed | ドラマ | 03:13 | comments(0) | trackbacks(0) |
ダック引越劇場 #3(ドラマ)
★★★★☆(4/12正午まで)

おー、すげーね。今回はかなり意外なストーリー作ってきたね。北陽の虻ちゃんの男役がかなりウケる。伊藤ちゃんの主婦役も、生活感あっていいし。てか、意外にも伊藤ちゃんは演技力あるな。

今回は、なかなかオチの読めない破天荒な展開でかなり楽しめた。次回も楽しみ、楽しみ。


DVD:「落下女 女子を落とせるベストコント集1」 / 「リチャードホール 7」
CD:「ケロロダンシング」(おぎやはぎ)
| thinkingreed | ドラマ | 01:47 | comments(0) | trackbacks(2) |
筒井康隆劇場 エロティックな総理 筒井康隆インタビュー+予告編(ドラマ)
★★☆☆☆(2/15正午まで)

まあ、別にインタビューとしてはどうってこともないし、予告編を観てもそんなに面白そうだとは思わなかったけれど、ただ一つ、「筒井さんにとってのエロスとは?」と問われて、開口一番「やっぱりギャグですよね。」と答えたこの男の胡散臭さが良かったので星二つ。


書籍:「銀齢の果て」 / 「笑いの力」(河合隼雄、養老孟司と共著) / 「敵」
DVD:「富豪刑事 DVD-BOX」 / 「ジャズ大名」
| thinkingreed | ドラマ | 03:10 | comments(1) | trackbacks(0) |
レンタル彼氏 #5(ドラマ)
★★★★☆(3/20正午まで)

男を買う女性たちをルポライターの視点から描くGyaOオリジナルドラマの第五話。これで全十話のちょうど半分を終えたわけだが、ここにきてテーマ設定がはっきりしてきたことで、ますます面白さを増してきた。

毎回物語の軸となっている男を買う女性たちへのインタヴューには、ゴシップ的な意味合いはほとんどない。インタヴュイーたちの赤裸々な体験談は、インタヴューを通してインタヴュアーである主人公森沢夏生個人の経験へと還元されることで、初めて全体を貫くテーマと重なっていく。適度な距離感を以って控え目に提示されるそのテーマとは、たぶん人間関係、それも特に男女関係とは何なのかという、ちょっと気恥ずかしい、けれども重たい問いだ。

これは軽いノリで描かれると安っぽくなりがちなテーマだが、この作品の真摯な主人公は、決してそれを許さない。それどころか、大した恋愛経験などない僕ですら、思わず主人公に感情移入させられてしまうほどだ。オススメである。


書籍:「レンタル彼氏」(本作とは関係ないかも) / 「「性の自己決定」原論―援助交際・売買春・子どもの性」 / 「援助交際読本―オトコとオンナの世紀末」
| thinkingreed | ドラマ | 03:01 | comments(0) | trackbacks(0) |
ダック引越劇場 #2(ドラマ)
★★★★☆(4/12正午まで)

うん、今回のネタも面白い。特に、織田信長ネタはオチが見えてるのに笑えた。ただ、普段のおぎやはぎのコントの面白さを知ってる人には、ちょっと物足りないかも。もしかすると、「おまえらもっとオモロイやん!?」って思っちゃうかも知れません。にしても、北陽の伊藤ちゃんは可愛いね。


DVD:「落下女 女子を落とせるベストコント集1」 / 「リチャードホール 7」
CD:「ケロロダンシング」(おぎやはぎ)
| thinkingreed | ドラマ | 03:57 | comments(0) | trackbacks(0) |
ダック引越劇場 #1(ドラマ)
★★★★☆(4/12正午まで)

おー。これはイイね。GyaOはバラエティでやってるお笑いがあまりにも弱くて不満だったんだけど(っていうか、実際もうちょっとちゃんとしたネタ放送しろよ、と言いたい。頭悪そうな下んねぇバラエティばっか流しやがって。)、こんなとこでおぎやはぎを見れるとは、なんたる幸運。僕は北陽のネタを知らないので、これを機会に彼女たちの他のネタも見てみたい。

まあとにかく、隔週更新っていうのがちょっとじれったいけど、楽しみな番組が増えて何よりだ。


DVD:「落下女 女子を落とせるベストコント集1」 / 「リチャードホール 7」
CD:「ケロロダンシング」(おぎやはぎ)
| thinkingreed | ドラマ | 05:07 | comments(0) | trackbacks(1) |
レンタル彼氏 #1-4(ドラマ)
★★★★☆(3/20正午まで)

レンタル彼氏だぁ!?はぁ!?

と、思っていたのでこれまで観ていなかったのだが、ふと思い立って観てみたら、これが思いのほか面白かった。実際に男性を買っている女性100人以上に行ったインタヴューをもとにしているという原案の為せる業だろうか、“行き過ぎた”感じがしないところにリアリティがある。

「性を楽しむ女性たちの現状をドラマとして描きます」という挑発的な文句とは裏腹に、登場する「男を買う女性」たちにはそれぞれに理由や葛藤があり、そのうちの幾つかは、現代の社会的な通念に照らしても十分に説得力がある。中には大衆向け週刊誌が喜びそうな価値観の女性も登場するが、興味深いのは、主人公のルポライターがそのような価値観に拒否反応を示している点だ。こうした健全さのおかげで、この作品のストーリーには突飛な印象がない。作中で想定されている社会通念は、至って健全な、多くの視聴者が感情移入できるレベルに止まっているし、主人公のもつ価値観は、今となってはむしろ古臭いとも言えるものとして描かれている。(彼女の波乱に富んだキャリア設定にもかかわらず。)

つまりこの作品は、そのテーマである「男を買う」という行為を、ある種の驚きと共に描いているのだ。そして、主人公が多くの「男を買う女性」に触れていく中で、視聴者と一緒に揺れているのだ。まだ始まって四話だが、最終的にこの作品はどちらに揺れることになるのか。それがとても興味深い。


書籍:「レンタル彼氏」(本作とは関係ないかも) / 「「性の自己決定」原論―援助交際・売買春・子どもの性」 / 「援助交際読本―オトコとオンナの世紀末」
| thinkingreed | ドラマ | 04:27 | comments(0) | trackbacks(0) |
元祖!アホでマヌケなアメリカ白人#11(ドラマ)
★★★★☆ (12/22正午まで)

「元祖!アホでマヌケなアメリカ白人第11話」


どうやら今回が最終回らしいです。
でも第2期シーズン全12話が12/19(月)から一挙放映されるみたいですよー。


 NAFTA(北米自由貿易協定)によって、GMの工場などがメキシコに建設され、多くのアメリカ従業員が職を失っちゃいました。ムーア監督は一人の代弁者(メキシコ人)を派遣して、一人のアメリカ労働者をメキシコに密入国させ、メキシコのGM工場に働かせてしまおうと画策します。
 そしてメキシコの工場にやってきた二人。メキシコのマネージャーは彼がアメリカの工場で働いていた元従業員だとは知りません…はたして彼はメキシコで再び職に就けるのか!?

 続いては「スト破り」という短編映画が公開されます。モノクロ映画でストをつぶしてきた過激派たちが悩むこと。それは…?

 最後は、ダイムラー社とクライスラー社が合併するに当たって、ムーア監督が勝手に彼らを祝って勝手に結婚式を挙げてやることにしました。勝手に新婦呼んだり賛美歌歌ったり、プレゼントをあげようとしたり…。さあどうなることやら。

 そして最終回ということで、最後はムーア監督が視聴者に叫びます。バックには勇ましいミュージックが。


「僕らはテレビ民主共和国
単なるイカれた変わり者や不平分子の集まりじゃない
変わり者や不平分子が作ってる国です
庶民のために戦い続ける
社員を不当解雇する企業は絶対に許さない
国民の意思を無視する独立検察官も許さない
メキシコ人労働者を低賃金で働かせ――高級車を作る高級車を作るGMも
卑怯な企業犯罪は、クラッカーズが許さない
参加してくれてありがとう、これでお別れです
また来年この番組でお会いしましょう」



 ムーア監督カコ(・∀・)イイ!! タダの太っちょオヤジが妙に勇ましく見えるぞ(w
 最後はスタンディングオベーションを受けて、大喝采を浴びながら、この番組の第一部はおしまいとなりましたとさ。


DVD:「マイケル・ムーアの恐るべき真実 アホでマヌケなアメリカ白人 1 」 / 「華氏 911 コレクターズ・エディション 」
書籍:「アホでマヌケなアメリカ白人」 / 「アホの壁 in USA」
| ktozawa | ドラマ | 14:24 | comments(0) | trackbacks(0) |
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